pg_bigmをバージョン1.0から1.1にアップグレードするには、以下のコマンドを実行してください。
ALTER EXTENSION pg_bigm UPDATE TO '1.1';
gin_trgm_opsの演算子クラスを使って作成したインデックスがある場合、pg_bigmをバージョン1.0から1.1にアップグレードできません。これは、演算子クラスgin_trgm_opsがバージョン1.1でpg_bigmから削除されたためです。
pg_bigm 1.1がPostgreSQL 10と11に対応していることを確認して、ドキュメントに記載しました。 (Fujii Masao)
このバージョンは、PostgreSQL 12に未対応であることに注意してください。PostgreSQL 12以降では、pg_bigm 1.2を使ってください。
pg_bigm 1.1をPostgreSQL 9.6以降に対応させました。 (Fujii Masao)
このバージョンは、PostgreSQL 9.6新機能のパラレルクエリには未対応であることに注意してください。pg_bigmをパラレルクエリで使いたい場合は、pg_bigm 1.2以降を試してください。
pg_bigm 1.1がPostgreSQL 9.5と9.6に対応していることをドキュメントに記載しました。(Fujii Masao)
利用可能なテキスト検索演算子に関する情報を、ドキュメント内にあるpg_trgmとpg_bigmの比較表に追加しました。(Fujii Masao)
引数で指定されたリレーションがGINインデックスかどうか、pg_gin_pending_stats関数に確認させるようにしました。(Fujii Masao)
制約に関する章をドキュメントに追加しました。(Beena Emerson, Masahiko Sawada)
pg_bigmの全文検索インデックスを作成可能なカラムの最大サイズを43MBから102MBに増やしました。(Beena Emerson)
pg_bigm 1.1がPostgreSQL 9.4に対応していることをドキュメントに記載しました。(Fujii Masao)
確保するメモリのサイズを計算する際のバッファオーバフローの可能性を修正しました。(Fujii Masao)
pg_bigmをPostgreSQL 9.2以降に対応させました。 (Fujii Masao)
pg_bigmをpg_trgmと共存できるようにしました。 (Beena Emerson, Fujii Masao)
以前のバージョンでは、pg_trgmとpg_bigmを同じデータベース内に登録できませんでした。これは、両方のモジュールが同じ演算子クラスgin_trgm_opsを定義していたからです。この演算子クラスは、バージョン1.1でpg_bigmから削除されました。
類似度検索をサポートしました。 (Amit Langote, Fujii Masao, Beena Emerson)
bigm_similarity()関数を追加しました。 (Amit Langote, Fujii Masao, Beena Emerson)
マルチバイト文字の取り扱いを改善しました。 (Beena Emerson)
wcstombs()もしくはtowlower()ライブラリ関数が存在しないプラットフォーム上では、マルチバイト言語(非ASCII)のデータを含むインデックスに互換性のない変化が起きる可能性があります。その場合、正しい検索結果を得るには、インデックスにREINDEXする必要があります。
英語ドキュメントを追加しました。 (Beena Emerson, Fujii Masao)
すべての関数とパラメータについて、英語と日本語のリグレッションテストを追加しました。 (Fujii Masao, Beena Emerson)
pg_trgmとpg_bigmが共存できることを確認するリグレッションテストを追加しました。 (Beena Emerson, Fujii Masao)
新しいコマンド"make installcheck-trgm"はpg_trgmとpg_bigmが共存できるかどうか確認します。
gin_key_limit = 1のときのenable_recheckの挙動に関するバグを修正しました。 (Fujii Masao, Beena Emerson)
使用できるエンコーディングとロケールの制約を取り除きました。 (Beena Emerson, Amit Langote, Fujii Masao)